新幹線を利用する機会が多いタレントの間で何度か問題になってきたのが、座席のリクライニング。お笑い芸人の小籔千豊は座席を最大限に倒したら、後ろの人から怒られたとSNSに投稿した。松本人志は前の人がシートをフルに倒しているのに寝ていないということに腹が立つ、とバラエティー番組で語ったことがある。
ヒコロヒーも、リクライニング問題に悩むひとりだ。3月7日の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演すると、こんな話をし始めた。
新幹線に乗ると、前の人がシートを最大限に倒していた。テーブルを出すとスペースがなく、ご飯を食べるのが難しいので、前の人に食事の間だけ戻してくれるようお願いした。前に座っていたのは、ヤンチャな感じの男性2人組。彼らはニヤニヤしながら「無視しよう」と言って、ヒコロヒーのお願いを受け入れず。最終的には車掌さんにお願いして、シートを戻してもらった。
これをきっかけに、番組では新幹線のリクライニングどうする問題で盛り上がり、相席スタートの山崎ケイが、相方の山添寛が遭遇したトラブルを明かす。
山添が座席を倒そうとしたところ、後ろにいた外国人に止められたが、言葉がわからず困ったことがあったというのだ。
議論は大いに盛り上がったのだが、気になる点があるというのは、週刊誌記者だ。
「ヒコロヒーは『前の人がリクライニングを最大まで倒していたので、ご飯が食べられない』と話しましたが、グリーン車ならご飯を食べるぐらいの余裕はあります。話を盛ったのか、あるいはグリーン車ではなく普通車で移動しているのか。有名タレントはグリーン車の利用が多いのですが…」
事務所の稼ぎ頭に成長したヒコロヒーの、フツーな一面を垣間見たのだった。
(鈴木誠)