2014年10月に現役引退を発表した元フィギュアスケート日本代表の高橋大輔(28)。中学生時代からスケートの才能を見出され、2010年のバンクーバー五輪では銅メダルを獲得、同年の世界選手権で優勝するなど、長年にわたり日本の男子フィギュア界を牽引してきた。
引退後はプロスケーターの道へ進むことを表明している高橋だが、スケート界から異業種への「転身」の噂が急浮上しているという。
「あくまでもスケート関係者内での噂ですが」と前置きして、次のように語るのは、スケート事情に詳しいスポーツライターだ。
「最近、政界転身説が囁かれ始めているんですよ。高橋といえば現役時代、実力と甘いマスクを兼ね備えたいわゆる『客を呼べる選手』でした。現役を引退した今でもファンの熱烈な支持があり、世間的な認知度も抜群です。そんな彼に政界が注目するのも当然で、首相経験のある大物議員も『2020年東京五輪までに高橋を国政に送り込みたい』と漏らしているようです」
引退会見でスケートへの思いを語った高橋の印象から、「政治家・高橋大輔」誕生の可能性は限りなく低く見えるが、政界側には高橋を口説き落とす「切り札」があると、先のスポーツライターは言う。
「高橋の政界入りを強烈に後押しし得るのが、彼が信頼を寄せている日本スケート連盟の橋本聖子会長です。ソチ五輪後に騒動となった高橋への『キス強要』が記憶に新しいですが、参議院議員でもある橋本会長に、永田町関係者が『次は国政入りを強要してくれ』と冗談めかして言っているそうです」
フィギュア界のスターは果たして、政界へ華麗なるステップを見せるか。