日本ハムの新庄剛志監督が、甲子園球場に蝋人形のような顔面で、わざわざ阪神タイガースのユニフォームを着て現れたのとほぼ同時刻、東京の神宮球場には「本当の女神が舞い降りた」と視線を独り占めした美女がいる。内田有紀だ。
5月30日のヤクルト×ロッテ戦で、ヒット商品「ヤクルト1000」にちなんだ背番号1000を付けて登場した内田に、場内がどよめいた。至るところから「えーっ!」「これは綺麗」「ウソでしょ」の驚嘆の声が飛び交ったのだ。週刊誌ライターが話す。
「最近、始球式でトレンドの1位になる芸能人はほとんどいません。ところが、この日の内田はまたたく間に急上昇して1位に上り詰めました。というのも、アイドルで売れっ子だった20代の内田を知っている人たちが、『昔の姿ですか?』と見まごうほど、ルックス、笑顔、スタイル、仕草など、何も変わっていなかったからです。むしろ、脂が抜けてさらに可愛くなったとさえ思えるほどでしたね」
ネット上には、とにかく称賛に次ぐ称賛ばかり。「若作り」「無理がある」「年齢相応」といった、「美しすぎる…」報道にありがちな批判や皮肉が一切ない、実にクリーンな内田評が並んだのだ。前出の週刊誌ライターが続ける。
「最近は、ソニー損保のCMあたりでしか、彼女の顔を見る機会がなかったという人が多く、熱心に興味を持たれている存在ではありませんでした。そんな中ですから、ある意味で不意打ちです。まさか48歳となった内田が、本当に20年以上前までタイムスリップしたかのような『同じ見た目』だとは、ほとんどの方が想像していなかったんですね」
この、あまりにナチュラルなアンチエイジングぶりの内田に対して、批判がなかったと記したが、一部でささやかれたのが「この48歳なら怖くない」という独特のコメントだったという。女性誌ライターが真意を説明する。
「近年、写真加工技術が進み、若作りやシミ一つない肌の画像が当たり前になりました。また、中高年になった往年のアイドルや女優の顔面が、『あれれ?』と思うほど〝手入れ〟されている場面によく遭遇します。その際には『やっぱり綺麗』という声が出るわけですが、裏では『怖い』『キモい』『イジリすぎ』なんて、本人には絶対に言えない正直な感想が飛び交うんですよね。でも、今回の内田さんにはそんな言葉が入る余地がなかった。人工的な雰囲気がゼロで、本当に素朴な美しさでした。まさに、美の完封劇です。つまり、『この48歳なら怖くない』というのは、若い人が一緒にいても素直に見惚れてしまうという意味だと考えられますし、行き過ぎたアンチエイジングに対する皮肉という捉え方ができますね」
翌日になっても、トレンドをにぎわせている内田の美貌。ここまでバズれば「芸能史上、最も可愛くて美しいアラフィフ」として、次なる大きな展開が待っているかもしれない。
(塚田ちひろ)