土曜日の早朝に27年半にわたってメインMCを担ってきた「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日系)の神田正輝は、今年9月いっぱいで番組を降板する。
一時期は頬がこけて激ヤセし、番組をたびたび欠席。重病説が流れたが、7月12日公開の勝俣州和のYouTubeチャンネル〈勝俣かっちゃんねる〉に出演すると、その真相について、ファスティング、つまり一定期間の断食をしていたと告白。さらにダイエットを始めた理由として「お腹が出てしまい、足の爪を切るのがしんどくなった」と話している。
今後はサブMC松下奈緒による単独司会となるが、ここで気になるのが、勝俣の去就なのである。
勝俣は前任者の田中義剛から引き継いだ形で、2011年1月からレギュラー出演して、今年で13年になる。他の出演者はいずれも、一定期間を経たら卒業という形を必ずとってきた。神田の前任は草野仁であり、松下が担当するサブMCも、以前は向井亜紀。女性のレギュラーを見渡しても、およそ14年間も出演してきた三船美佳が2023年に卒業している。
中継リポーターも同様だ。ラッシャー板前から、現在のKAT-TUN中丸雄一に交代している。つまり神田がいなくなった後は、勝俣が唯一の古参となるわけなのだ。こうして出演者の入れ替わりは必須事項となっているのだが、
「昨年4月から登板している松下が、まだMCとしての力量が足りないこともあり、勝俣がサポート役を務めています。彼女の成長次第では、勝俣が抜けて新たな男性レギュラーが配置される可能性もある」(放送作家)
番組の新陳代謝を考えれば、そうなるのが自然だろう。勝俣節はいつまで聞けるのだろうか。
(江川とおる)