2023年4月から移住しているニューヨークで、現地の人々に「マンガ愛」についてインタビュー。YouTubeチャンネル〈NewsPicks/ニューズピックス〉に出演してこれをレポートしたのは、元テレビ東京アナの大橋未歩だった。まずはこんなやりとりが…。
大橋「『日本人です』と言うと、まずマンガって言われることが本当に多いんですよ」
スタッフ「なんて返してるんですか」
大橋「2つしかなくて、『稲中(行け!稲中卓球部)』と『寄生獣』…」
「稲中」は1993年から1996年の連載で、アニメ放送されていたのは1995年だ。「寄生獣」の連載は1988年から1995年。アニメ放送されたのは2014年から2015年であり、いずれも昔の作品である。
幼い頃から日本の文化に魅了されてきた、という若い女性へのインタビューでのことだ。「好きなキャラクター」について尋ねると「今、ハマってるのは、タンジロウ」。2016年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎のことだ。
累計発行部数は1億5000万部を突破。2020年公開の映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入は、日本歴代1位となる404.3億円を記録した。
この映画を大いに盛り上げたのが、主要人物の煉獄杏寿郎。その人形をバッグにブラ下げていた女性に、大橋は「これ何?」と質問。さらには「これ、孫悟空?」と口にしてしまう。どうもマンガにはさほど詳しくはない様子である。
なんとも心もとない大橋だが、英語力は抜群で「ア~ハ」「ンフ~」と相槌を打ち、時おり前髪をかき上げる仕草には「相変わらずイイ女」「46歳にして艶度が増してますね」といった声が…。やはりハイライトはソコだったか。
(所ひで/ユーチューブライター)