桜井日奈子が最新写真集「桜井日奈子10周年記念写真集 鴇色(ときいろ)」(東京ニュース通信社)で、人生初の水着ショットを披露している。初めて訪れたベトナムで撮影したもので、数々の妖艶カットを掲載。かなり「攻めた」1冊になった。
8月末には桜井が自身のXで写真集の発売前重版決定を、夕暮れの海辺でのワンピース水着写真をアップして報告。素直な気持ちを明かしている。
〈昔から応援してくださっている方の中には、水着は見たくなかったと思っている方もいて、露出をすることに対してネガティブな声も届いていました。ただ私としては、まだやったことのないものに挑戦するという、前向きな気持ちで撮影に挑みましたし、新たな一面を知ってもらって、もっと応援したいと思ってもらえるような写真集にするために、みんなで心を込めて作りました〉
水着解禁に踏み切った心境が、そう綴られていたのである。
桜井は2014年に「岡山美少女図鑑」の発行元が開催した「岡山美少女・美人コンテスト」で美少女グランプリに選出。当時、あまりの美貌から「岡山の奇跡」と呼ばれた。
「ただ、その重すぎる冠は、彼女にとって大きなプレッシャーとなってしまったようです」(芸能記者)
その後、映像作品や舞台を次々とこなすものの、女優としての存在感を発揮するには至らず、埋もれてしまいそうになった。ところがここにきて、その美貌が以前のような輝きを取り戻し、水着解禁となったのである。
「所属事務所は山本美月が看板女優で、その後に山本舞香が台頭。いつの間にか、売り出し中の出口夏希が美月を超えそうな勢いで売れ、舞香は他の事務所に移籍した。後輩の出口に対抗心を燃やす桜井は、できることは何でもやる気になったようです。女優としての覚醒も期待されますね」(テレビ局関係者)
9月末には地元・岡山での発売イベントが決定しただけに、故郷ではバカ売れしそう。さらには人気コミックを実写映画化した「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」(12月20日公開)に出演するなど、確実に「追い風」が吹き始めたようだ。
(高木光一)