「僕の予想はネリの5ラウンド以内のKOかな」
ボクシング元世界2階級制覇王者で、現在はKWORLD3ボクシングジム会長の亀田大毅氏の口から出たのは、自身の従兄弟の惨敗だった。2月22日(日本時間23日)にメキシコで行われる元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)とWBA&WBO世界フェザー級15位・亀田京之介のノンタイトル10回戦の勝敗予想を、自身のYouTubeチャンネル〈亀田大毅〉で展開したのだ。まるで忖度のない直言の根拠はというと、
「体重自体でいうと、京之介選手がだいぶ有利ですね。リーチが長いし、身長も大きいので」
京之介は既にフェザー級でリングに上がっているが、ネリは2024年5月のタイトルマッチで井上尚弥に敗れるまで、ひとつ下のスーパーバンタム級だった。その点を京之介有利とした大毅氏だったが、
「正直、(京之介は)分は悪いんですよ。噛み合いも悪いんです。京之介って前に来られると弱いんですよね。どっちかっていうとネリは突進してくるんで、なりふり構わずブンブン振ってくるんで、耐えられるというか、ボクシングができるのかなって。井上(尚弥)選手だってね、初めの出会いがしらを食らうくらい、どっから飛んでくるかわからないんですよ。もしかしたらその一発で、取り返しのつかないことになるかもしれないですけど」
ガードを固め、勇気を振り絞ってネリの懐に入り、ボディを攻め続けることができれば、
「京之介が勝つんだったら、3ラウンド以内だと思うんですよ。(勝敗)予想とは違いますけどね」
ちなみにネリの戦績は37戦35勝(27KO)2敗で、27KOのうち6ラウンド以降に決着がついたのは5試合しかない。京之介は予想を裏切る結果を出して、大毅氏を唸らせることができるか。
(所ひで/ユーチューブライター)