サッカー元日本代表の大久保嘉人氏が那須大亮氏のYouTubeチャンネルで、日本代表の裏事情を明らかにした。
大久保氏は2013年にJリーグ得点王に輝いたが、ザッケローニ監督は日本代表に召集することはなかった。それにはある裏事情があったと、大久保氏は言う。
「俺がW杯にサプライズで選ばれた時って、ずっといろいろ言われてたんだけど、なかなか入れてくれなかった。それはあとで聞いた話だけど、若手が育つのを待っていた。最後、出てこなかったら呼ぼうって、決まりがあったらしい」
なんと若手FWを育てるために、あえて大久保氏を召集しなかったというのだ。そのため、第2期森保ジャパンになってから一度も召集されていない大迫勇也にも、2026年のW杯で代表入りする可能性があるのだと。
しかし、それは決して簡単ではなく、
「2年間、得点王を取り続けて、ようやく選ばれた。(W杯より前に)協会の人から電話かかってきて『ザッケローニとしゃべって』みたいな。なんで俺がしゃべらないといけないんだよ。選ばれてもないし。協会の人も入れたかったんだろうね。メディアの人も言ってくれてたからさ。入れないといけないと思ってたんだ。ザッケローニも多分、そういう考えがあったから」
大久保氏の選出はサプライズと言われたが、その裏には複雑な事情があったのである。
(鈴木誠)