サッカー日本代表が南米の古豪・ペルーを相手に4-1の快勝を見せた。この試合を振り返り、「久しぶりにいい試合だった」と絶賛したのは元日本代表FWの城彰二氏。試合後に自身のYouTubeチャンネル「JOチャンネル」でペルー戦の総括を配信した。
城氏は選手の名前を次々と挙げて絶賛。まずは伊東純也と菅原由勢のコンビネーションがよかったことに触れると、伊東と古橋亨梧の関係性についても、
「古橋が相手ゴールキーパーとDFの間を狙っていたので、伊東もそこにあわせようとしていた。ゴールにはならなかったが狙いはいい」
と高く評価。その古橋については37分の三笘薫のゴールを巡り、
「中央で駆け引きをしてDFを釣って、三笘選手をフリーにした」
と評価している。
また遠藤航もセカンドボールを次々と回収し、デュエルでもほぼ勝っていることを絶賛し「抜きん出ている」と話した。
そんな中、城氏が唯一「もう少し」と厳しい評価を下したのが、旗手怜央。「腰のケガもあるのか機能しなかった」と及第点を与えた。
これで代表としての活動は秋の欧州遠征までお休み。次の相手はカタールW杯で勝利を収めたドイツに決まっている。城氏はそのドイツを相手に主導権を握れなかった場合どうなるのか知りたいと話し、11月16日から始まるW杯のアジア2次予選については「引いた相手に対してどう崩すのか」と課題を挙げることも忘れなかった。
まずは9月9日の対ドイツ戦を楽しみに待ちたい。