激震が続くフジテレビで、椿原慶子アナと永島優美アナが3月いっぱいで退社するが、実はもうひとり、同時に去っていく有望株がいた。今年で入社4年目を迎える、岸本理沙アナだ。
2歳から6歳まで米ニュージャージー州で過ごし、慶応大経済学部経済学科卒業後、2022年4月にフジテレビに入社。大学時代は大手芸能事務所スターダストプロモーション(キャスター部門)に所属し、3年次の2020年に音声プラットホーム「Voicy」の英語ニュースチャンネル「Voicy News Brief with articles from The New York Times」で半年間、パーソナリティーを担当するほどの逸材だった。
入社後は「Live News イット!」や「めざまし8」のキャスターとして活躍。「めざまし8」では、1月23日の社員説明会についてMCの谷原章介から話を振られると、
「3年目という立場で恐れながら申し上げると、不安でしかない」
「なぜそういうことが起こってしまったのかという経緯を含めて、説明責任というのは果たすべき」
と意見を述べていた。
岸本アナは今後、アナウンス業とは全く違う異業種に転職することが決定しているという。かねてから海外に関わる仕事への憧れを話していたそうで、得意の英語力を生かせる職に就くとみられる。
「椿原アナと永島アナは家族もいることから、熟考して昨年秋には退社を決めていたようですが、岸本アナは、フジテレビが苦境になってから素早く決断を下したであろうことは明らか。異業種でもほしい人材であることは明らかで、ヘッドハンティングがあったのかもしれません」(放送担当記者)
次々と人材が逃げ出すフジテレビは、いったいどうなるのか。
(高木光一)