元オセロの中島知子がつい先日、「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)で暴露したのは、若手時代に大物芸人から持ちかけられた仰天の「愛人契約」だった。その相手が西川のりおだったというから、二重の驚きだ。
デビュー当時に「月々20万円でどうか」と誘われたというのだ。この後、中島は「ボケです。ボケです」と、西川の冗談だと注釈をつけていたが。
こうしたことは、我々の知らないところで行われているようだ。例えば「愛人キャラ」としてブレイクした橋本マナミのケース。2019年7月に出演した「グータンヌーボ2」フジテレビ系)では友達伝いに「愛人契約しませんか」と持ち掛けられたことがある、と語っていた。
その契約内容はかなり具体的で「青山の高層マンションの最上階の1フロアをあげる」「月100万円」といった条件だったそうだ。持ちかけてきた相手は会社社長で、いたくプライドを傷つけられたといい、「すごいムカつきません? 頭おかしいですよね」と振り返っている。
根も葉もない「ウワサ話」が流れたこともある。2007年に「週刊文春」が報じたのは、鈴木京香と建設会社・大林組の大林剛郎会長との関係だ。会長がプライベートパーティーの宴席で「鈴木京香が愛人なんだ」と数人の前で公言。この年に放送された鈴木出演ドラマ「華麗なる一族」(TBS系)では大林組が撮影協力をしていたが、これに関しても「京香に頼まれて協力した」と会長が話していた、とする証言を掲載した。
実際に会長と鈴木は年に2回、食事をする仲だそうだが、その妻も同伴しており、愛人説は否定。実はこれ、とある芸能プロダクション社長が、所属する女優のCM出演が決まる土壇場で鈴木に持っていかれた腹いせに愛人説を広めた…と言われている。
他にもある。現在は一時休養している大物お笑い芸人が、現在は艶系女優に転向している女性タレントと長らく愛人関係にあったとか、とある鉄道グループの元オーナーが、25年以上もテレビ朝日で続く人気ドラマシリーズの女優を囲っていたなど、確かめようもない話がある。いずれにしても間違いないのは、名前が挙がる権力者にはそれだけの財力があるということだ。それを考えると、西川のりおの「月20万円」はネタだとしても、ショボい気がしなくもない。
(魚住新司)