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大谷翔平&ドジャース「ワールドシリ―ズ連覇」に早くも黄信号が灯る「2つの深刻原因」

 ロサンゼルス移転後の球団記録となる開幕8連勝を決め、これ以上ないロケットスタートを切ったドジャース。今年も大谷翔平が世界一に歓喜する姿を見られるかと思ったら、なんとナ・リーグ西地区3位に沈んでいる(4月15日時点)。

 連勝後に3カード連続負け越しと失速したのが大きな原因だが、ライバルたちも絶好調なのである。昨年、地区優勝を最後まで争ったパドレスは勝率8割超で首位、ジャイアンツも好調をキープして2位と、ドジャースは後塵を拝しているのが実情だ。気が付けば、背後に4位ダイヤモンドバックスが迫っている。

 昨年、圧倒的な強さを見せたドジャースは、なぜ勝ちきれなくなったのか。メジャー関係者が分析する。

「理由は2つあります。まず、昨年もそうでしたが、投手を中心にケガ人が続出していることです。ブルペンではコペックやフィリップス、さらには元サイ・ヤング賞投手で今季ローテの中心に期待されたスネルが故障者リスト入り。可能性が低くなっている、大谷の二刀流早期復活に期待しなくてはならない状況です」

 そしてもうひとつの理由が、打線の脆弱さだ。メジャーリーグ・アナリストが言う。

「2割台後半以上の打率を残しているのは大谷、スミス、ベッツ、テオスカー・ヘルナンデスの4人のみ。中軸のフリーマンや、6番以降を担うキケ・ヘルナンデス、マンシー、パヘス、ロハスなどが軒並み2割台前半から1割台と低迷しています。ロバーツ監督は『翔平の前にランナーを出さなければ…』と嘆くほど深刻な状態です」

 対してパドレスは、投手陣が絶好調だ。ダルビッシュ有こそ開幕に出遅れたものの、キングとピベッタという先発の二枚看板が安定し、中継ぎの松井裕樹も好調。抑えには元阪神のスアレスが君臨し、日本時代同様に圧巻の投球を見せている。打っては主砲のタティスJr.が開幕から大爆発。打率3割6分超に加え、6本塁打を記録している。

 ジャイアンツも主砲のフローレスに加え、「韓国のイチロー」と評されるイ・ジョンフの調子がいい。ケガに泣いたルーキーイヤーの雪辱を晴らすべく、打ちまくっているのだ。6本塁打19打点で現時点の2冠に輝くフローレスは昨季の不振から完全に脱出し、「バリー・ボンズのようだ!」と称賛を浴びている。

 ライバルたちの奮闘に比べ、元気のないドジャースナイン。大谷の打撃爆発とともに調子が上がるといいが。

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