相撲を題材にして2023年に大ヒットを記録したNetflixのドラマ「サンクチュアリ―聖域―」。配信直後からどっぷりハマったファンの間で続編を熱望する声が多く聞かれたが、これまで新しいアナウンスはなかった。
しかし最近になって芸能プロダクション界隈では、こんな話が飛び交っていると、芸能事務所のマネージャーが明かすのだ。
「夏前に、シーズン2に向けてのオーディションが行われる、という情報が出回っているんです。それで事務所のスタッフが若手俳優に増量指令を出し、爆食いで100キロ超えを目指して激太りする若手がわらわらと増えている。それにつられて、売れていない中堅俳優もあわよくばとばかりに太り出し、その時に向けて準備を始めています」
「サンクチュアリ」では主人公の猿桜を演じた一ノ瀬ワタルが、出演後に大ブレイク。2025年3月末まで放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」にも出演し、全国区となった。それだけに「第二の一ノ瀬ワタル」を目指し、各事務所と所属俳優は本気モードになっているという。
一方で、それこそ主演が売れすぎたために、シーズン2になかなか動き出せないという話も聞こえてくる。
「前作では名前だけ登場した『横綱・蛇王』の存在をにおわせていただけに、続編が描かれるとすれば、猿桜が金星を挙げられるのか、そのあたりが軸になるとみられています。ただ、役作りと撮影のために約2年半かかったと言われ、準備期間も含めて長丁場のスケジュールを組まなければなりません。売れっ子になった一ノ瀬を押さえるのは容易ではなく、越えなければいけないハードルは多いんです」(芸能記者)
増量指令が実り、新たなスターが再び誕生するのか。ファンとしては首を長くして待ってでも、続編を見てみたいところだ。
(風吹啓太)