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機動戦士ガンダム「ジークアクス」で展開される「まさかそうくるとは」な世界観

 あらゆる世代に今も根強い人気を誇っている「ガンダム」シリーズ。テレビアニメだけでも20作品以上あり、「宇宙世紀シリーズ」「アナザーガンダムシリーズ」など、様々な世界観がファンを楽しませている。

 中でも「ファースト」と呼ばれる、1979年放送の「機動戦士ガンダム」は、往年のガンダムファンにとっては懐かしくもあり、また決して忘れることのない伝説の作品だ。

 そんなファースト世代を今、熱中させているのは、4月8日から放送スタートした最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」(日本テレビ系)だ。「宇宙世紀シリーズ」を舞台としているが、ファーストの異なる経過を辿った末の世界観になっているところが興味深い。

 ガンダムといえば、パイロットのアムロ・レイがニュータイプとして覚醒し、ライバルのジオン公国軍のエースパイロット「赤い彗星」ことシャア・アズナブルと対決する姿が胸アツだった。ところが本作はアムロではなく、なぜかシャアが「赤いガンダム」を操縦するという世界観でストーリーが進むため、「いや~、まさかそうくるとは」と、往年のガンダムファンは興奮を隠せないでいる。

 最大の注目の的となったのは、第4話(4月29日深夜0時59分放送)の予告編に登場した「100キルオーバーした連邦軍の撃墜王ユニカム」だ。ユニカムはラテン語で「唯一の」を意味するといい、今のところ称号なのか機体のコードネームなのかはわかっていない。しかし、赤い彗星のシャアが100キル以下といわれていることから、「ついにアムロ・レイが登場するのか」との期待が高まっている。

 またその一方で、ファーストでガンダムを操縦したことのあるシャアの妹セイラ・マスや、モビスルーツ撃破スコアでアムロを超えた軍人テネス・A・ユングという大穴予想が。

 あまりにもシリーズが多すぎてすっかり置き去りにされていたファースト世代が、目を輝かせてテレビにかじりついている「ジークアクス」。放送を機に親子でガンダムについて語り合うようになった、という家庭も多いようだ。

 ユニカムの正体が判明したら、また熱い議論が繰り広げられることだろう。

(ケン高田)

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