イギリスの5人組ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」のゼイン・マリク(22)が脱退した。同バンドは全世界でトータルセールス5000万枚を突破した人気グループ。日本でもアルバム累計170万枚以上を売り上げ、来日ツアーの総動員数は全6公演で20万人超えするモテっぷりだ。
「ワン・ダイレクションはデビューして5年目。メンバーの食べかけトーストがインターネット・オークションに出品されて900万円で落札されるなど、熱狂的なファンを持つ。ワールドツアーのチケットは各国で即時完売でした。そんな飛ぶ鳥を落とす勢いだけにメンバーは超多忙。ゼインは『ストレスのために』ツアーを降板、帰国した。その後、『普通の22歳に戻りたい』とツイッターでグループ脱退を発表した。バンドは現在、4人でツアーを続けている」(音楽雑誌記者)
殺人的スケジュールに加え、のべつまくなしパパラッチに追いかけられる日々に耐えかねての静養が、いつの間にか脱退にすり替わっていた。「普通の22歳に戻りたい」最大の理由は、ガールズバンド「リトル・ミックス」のペリー・エドワーズとの結婚とされた。昨年、結婚式を開くため準備をしていたが、過密スケジュールで式を延期せざるを得なくなり、宙ぶらりんになっていた。ツアー中のストレスは彼女恋しさによるものと当初ファンは好意的に受けとめていた。
ところが、ツアー先のタイで、美女との手つなぎ夜遊び写真を撮られ全世界にばらまかれて、浮気が発覚。純愛一途は見せかけで、ペリーへの事情説明のための緊急帰国とわかり、ファンもガックリ。そのうえイギリスに帰国したゼインが真っ先に向かった先がレコーディング・スタジオだったこともファンの怒りに火を注いだ。ソロに転向するためのアルバム制作中とわかり、その計画的な行動は、バンドへの裏切りとしてファンも怒りまくっているという。
「世界的アイドルだった歌手のジャスティン・ビーバーを金に目がくらんだ両親がダメにしてしまったように、若くして売れると寄ってたかって甘い汁を吸おうといろんな人物が近づいてくる。韓国の女性グループKARAが分裂したのも、金に執着した親族と事務所との対立が原因だった。ソロになればもっと売れるとそそのかした人間が裏で糸を引いたようだ。早くも次のメンバーが脱退画策中とされ、ワールドツアー終了後に重大発表があるともっぱらです」(芸能ライター)
一番かわいそうなのは、結婚をお預けにされたまま、浮気され放題だった今カノかも。