関西や首都圏など全国で約400店舗を運営する焼き鳥チェーン店「鳥貴族」が、看板などが酷似しているとして焼き鳥店「鳥二郎」を運営する会社に損害賠償などを求める訴えを起こしていたことがわかった。
「訴状によると、鳥二郎は4店を鳥貴族と同じビルの真上か真下のフロアで営業。店名のロゴや看板の色合い、メニューの内容や内装なども酷似しているため、売り上げが減少したと鳥貴族が主張。広告の破棄や6050万円の賠償の支払いなどを求めています」(社会部記者)
そこでクローズアップされたのが、鳥貴族の大倉忠司社長の長男が関ジャニ∞・大倉忠義だということ。
昨年7月にジャスダック市場へ新規上場した際には、息子の忠義が同社の大株主の1人となっていることが発覚し、連日のストップ高となった。
「有価証券報告書によると、大倉は1万株を保有。大株主上位10名に入っている。大倉は、父のお店の話題に率先して触れることはほとんどありませんが、ラジオでメンバーの村上信五に好きな焼き鳥屋を聞かれて、『鳥貴族』と答えたこともあった」(芸能記者)
鳥貴族を敵に回した鳥二郎は、言うなればジャニーズファンまでも敵に回してしまったことになる。
「上場時には、ジャニーズファンが鳥貴族の株を大量買いしたという噂が広がり、店内にも若い女性客が大挙して押し寄せてきた。熱狂的なジャニーズファンたちが鳥二郎に抗議やいやがらせ電話をしたり、営業に支障があるような騒ぎが起きる可能性もあります」(週刊誌デスク)
オジさんたちにとっては、おいしい焼き鳥が安く食べられればそれでいいのかもしれないが。