23日発売の「女性セブン」で自宅マンションデートが報じられたのが、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建とモデルで女優の佐々木希だ。報道を受け双方の所属事務所は「友人の一人、プライベートは本人に任せています」と、まるで申し合わせたかのような同じ内容のコメントを発表。ともに否定も肯定もしないことから、さらなる進展があるのではと、注目が集まっている。
渡部といえば最近は「食通芸人」としても知られており、佐々木との関係も渡部オススメのおいしいお店を案内するところから始まったと言われているが、実は渡部にはもうひとつの顔が存在する。それが「芸人界の恋愛王」とまで呼ばれるに至った「恋愛心理学」の知識だ。
その「恋愛心理学」とはいったいどんなものか。渡部が過去に番組などで明かしたそのテクニックをいくつか紹介しよう。
■デートの時はテーブルよりカウンターがいい
テーブル席などの対面の場合、目線が合うことで相手に緊張感を与えてしまう。したがってカウンターなどの隣に座るタイプがいいという。また相手の左側に座り、左耳に話しかけることで、右脳(感情を司る)に届きやすいという。
■不安や愚痴を吐き出させる
理想のタイプを聞くよりも、嫌いなタイプを聞くほうが結果的に好感を持たれる。これは「カタルシス効果」というもので、愚痴などを話させることで緊張感をとき、それを聞くことで包容力があることを感じさせるテクニック。
■ネガティブなことを先に付け足す
「両面提示の法則」ともいい、デメリットやネガティブなことを先に伝え、その後にメリットを提示する方法。例えば、あなたはどんな人かと聞かれたら、ただ「優しいよ」と答えるよりも、「たまに怒るけど基本的には優しいよ」と言ったほうが、優しさが強調されるのだ。
■不信感を安心感へと変える
キズモノ効果とも言われ、安くなった理由を相手に明確に伝えることで及ぶ効果。例えば「なぜ恋人を作らなかったのか?」と聞かれたら「30歳までは仕事に集中したかった」と、その理由を明確化することで不信感を安心感へと変えることができるという。
■コロンボ効果
刑事コロンボが使う手。「ウチのかみさんがミートパイ焦がしましてね」などと失敗談を話すことで容疑者の心を開きやすくするように、合コンやデートでも失敗談から話し始めると打ち解けやすい。
■同調効果
食べるタイミングや飲み物を頼むタイミングなど、相手と同じ行動をとる(同調)ことで、無意識下で仲間だと思わせるテクニック。心理カウンセラーや有能な営業マンも使うワザだとか。
渡部が佐々木に対してこれらの「恋愛心理学」を使ったかどうかはわからない。しかし、よくある「恋愛ハウツー本」レベルのテクニックにコロッと落ちたとするならば、“元ヤン”佐々木も案外可愛いところがあるのかもしれない。