5月23日から公開されている松田翔太主演映画「イニシエーション・ラブ」が、初週2位の好発進となった。この成績に、同作でヒロインを演じている前田敦子もご機嫌のようだ。前田は自身のツイッターで「イニシエーション・ラブ 沢山の方に見ていただけて嬉しいです、ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
さらに過去のつぶやきを見ると、元AKBメンバーの板野友美や篠田麻里子、きゃりーぱみゅぱみゅらからも「映画見たよ」という報告と「あっちゃん、よかったよー」との感想が寄せられていた。前田はこれらのメッセージにも「大好きな仲間も見にいってくれてるみたいで、ありがとう」と綴っている。
「この映画のヒロイン・マユが前田と発表された時点では、ネット上で『マユが前田敦子? まったく合ってない!』との声が上がり“前田がマユなら観たくない”とまで書かれていました。ところが、いざ上映されると観客から前田の名演が光っていたと、絶賛されたんです」(芸能記者)
実は、前田を不安にさせていたのは前評判だけだはなかった。
「前田は東宝配給の映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら』で主演しましたが、興行的には大失敗。今作も人気小説が原作の映画化で同じ東宝配給だったため、不安はあったでしょうね」(映画ライター)
今作では、松田との激しいラブシーンにも体当たりの演技を見せるなど、女優としてようやく開花した前田。AKB総選挙も吹き飛ばす「元祖センター」の底力を見た気がする。