昨年12月、ゴキブリが入った写真がツイッターに投稿されたことをきっかけに、ペヤングを生産するまるか食品は全工場の停止と販売休止を発表した。
その後、記念すべき40周年となる3月を過ぎ、4月2日、まるか食品は製造・販売の再開を決定。これにはペヤングファンの芸能人も喜びを表し、ダウンタウンの松本人志は「ペヤングが再開するならオレも再開するか。。。」と、更新が止まっていたツイッターを再開。また5月19日、関東地区での再発売が6月8日と発表された直後、カンニング竹山も「おかえり、ペヤング。」とツイートしている。
沸き返る「ペヤング復活」に、ライバル企業も指をくわえて見ているわけではない。フードライターが語る。
「『ペヤング』のライバルは王者『日清焼そばU.F.O.』と、マヨビームの『明星一平ちゃん 夜店の焼そば』です。『ペヤング』が東日本中心の販売網なのに対し『U.F.O.』は全国区で、すでに人気も知名度も抜群のはず。それなのにここにきてモデルの山本美月を起用したCMを積極的に流し、キャンペーンを展開しています。『一平ちゃん』は4月から発売されている『大辛』が、これまでの辛口商品では満足できなかった辛党もうなるほど辛く、話題になっています。何より『一平ちゃん』の焼きそばは今年20周年ですからね。ペヤング復活を正面から迎え撃つくらいの意気込みでしょう」
熱くおいしい三つ巴の戦いが、再び始まる──。