カップ焼きそば「ペヤング」から「ゴキブリが出てきた」というクレームを受け、まるか食品は全商品の生産を中止、回収措置をとった。
「今回は健康被害が確認されていませんし、問題が確認されていない商品もすべて回収されたことには、全国のスーパーなどからやりすぎとの声も出ています。確かに、全部廃棄ですからもったいないですよね」(ジャーナリスト)
ところが、店頭からペヤングが姿を消すと、ネットオークションに出品されて高値を呼ぶ珍騒動が起きている。
「ペヤングの熱心なファンは“ペヤンガー”と呼ばれるんですが、彼らはどんなに高額でも落札しますよ。出品者もそれをわかっていて、ケース単位の出品も目立つ。1個あたりに換算すると、市価の数倍でも平気で落札されていきます。中には、消費期限切れのものまでありました」(スポーツ紙記者)
ネットオークション大手のヤフオクをのぞいてみると、確かにあるある。「全品回収入手困難」などとうたい、50個まとめて約2万円から入札スタートなど、熱い激戦が展開されている。なくなると欲しくなるのは人間の性なのか。