T.M.Revolutionこと西川貴教には「観客の声が小さいとアンコールは行わない」というこだわりがあるのは有名な話。さる6月28日に佐賀で行われたライブでも、観客のアンコールのかけ声に西川本人が苦言を呈し、アンコールが中止になりかけた。
そのことに関して、自身がツイッターでアンコールに対するスタンスを2回に渡って説明。そしてこの“アンコール問題”が、今なおくすぶり続けている。
「西川はツイッターに『お客様にアンコールを強要している訳ではなく、アンコールを頂きステージに出ると、スマホを触ったり、着席して談笑されてることがあるので』と前置きしたうえで、『アンコールは演る側も義務ではありませんし、お客様も強制ではありませんよ、というそもそものお話をさせて頂きました』と投稿している。これは西川の言う通りです。西川のように、歌だけでなくアクションも激しいステージになると、アンコールは体力、気力ともにかなり厳しい。ましてや西川はもうすぐ45歳。客に対して観る姿勢を求めたくなる気持ちはよくわかります」(音楽プロデューサー)
今や“やって当たり前”だと思われているコンサートでのアンコール。しかし、西川の発言はそのあり方を考えてみるいい機会なのかもしれない。