映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(2016年2月全国公開)の記者会見に出席した神木隆之介が、TOKIOの長瀬智也と15年ぶりに共演を果たしたと話題になっている。
2人が共演した2001年当時、神木はまだ小学3年生。その時点ですでにNHK大河ドラマにも出演しており、子役としてはなかなかの人気だったようだ。そこから14年、22歳になった神木は映画の主演を務めるほどの俳優に成長しており、「子役は大成しない」というジンクスを見事に吹き飛ばしている。
最近は神木のように、子役で活躍していた俳優も少なくない。その代表格と言えばまず、イケメン俳優の三浦春馬をあげないわけにはいかないだろう。
三浦は7歳で朝の連続テレビ小説に出演し、13歳で大河ドラマにも出演。高校生になってからは17歳で映画「恋空」、そして18歳で当たり役となったドラマ「ブラッディ・マンデイ」(TBS系)と着実にステップアップしてきた。子役の頃から年齢より上に見られてきたそうで、20歳にして高校教師役を務めたのも納得だ。
役者デビューが劇団四季だったというのは、MCなどバラエティ番組での活躍も多いウエンツ瑛士だ。4歳で早くもモデルデビューを果たし、9歳で出演したミュージカル『美女と野獣』では、いきなりの半年間公演も経験している。ドラマに出るようになったのは高校生になってからなのは意外なところかも。
auのCMで金太郎に扮する濱田岳は、16歳で出演した「3年B組金八先生」(TBS系)のイメージも強いが、実は9歳でドラマデビューを果たしている。しかも共演相手はダウンタウンの浜田雅功だったというのだから驚きだ。スカウトされたのが東京ドームでの野球観戦の帰りというのも珍しいケースだろう。
対するソフトバンクのCMで若き日のお父さんを演ずる染谷将太は、7歳で子役デビュー。そして早くも9歳で映画「STACY」でスクリーンデビューしている。少女ゾンビに喰われてしまうという悲惨な役だったためか、キャスト一覧には載っていないのだが、友松直之監督が染谷の出演を明らかにしているので間違いないところだ。
ちなみに染谷の妻・菊地凛子は12歳年上、濱田の妻・小泉深雪は10歳年上と、2人とも姉さん女房という共通点を持つ。子供の頃から魅力的な女性に囲まれて育つ仕事の特性ゆえだろうか。となると、神木や三浦らの交際相手をスクープするときは、共演の年上女優を狙ってみるのも手かもしれない。
(金田麻有)