9月某日、都内・高級マンションから出てきた女性は記者の直撃に一瞬驚いた様子を見せたものの、問いかけには終始無言を貫いた。しかし、あどけなさを残す素顔には疲労の色がうかがえる。出迎えの車に乗り込み、うつむく彼女。仕事場に向かっていったが、全身からは悲壮感すらにじみ出ていた‥‥。
9月4日発売の写真週刊誌「フライデー」に掲載された衝撃カットが波紋を広げている。顔にモザイクのかかった美女が一糸まとわぬ姿で、妻子があるという男と情事に及ぶ写真。これが日本を代表するテレビ局の看板番組でキャスターを務める女子アナウンサー、冒頭で本誌が独占直撃したAアナだというのである。
あおむけで寝そべる男の性器を両手で愛撫し、口元には笑みを浮かべる彼女。もう1枚では快感から小ぶりの乳首を隆起させ、手をだらしなく放り投げながら男を正常位で受け入れている。乱れた髪から行為の激しさがうかがい知れよう。
人気女子アナの不倫SEX写真流出という前代未聞の事態。女子アナスキャンダルといえば、09年に当時日本テレビの人気アナだった夏目三久がコンドームの箱を口元に添えた「避妊アピール」写真流出が記憶に新しい。こちらも騒動となり、夏目が退社するきっかけとはなった。今回の写真にはモザイクが入っているものの、衝撃の大きさは夏目の比ではない。
記事によると、Aアナは学生時代から芸能活動を始め、大学ではミスキャンパスにも輝いたという。
「学生時代からメディア活動を始めたこともあり、周囲からのプッシュが強かった。それで、現在の情報番組レギュラーをつかむまでになったんです」(民放局関係者)
Aアナは11日時点でも変わらず同情報番組に出演し続けている。
「4日に社長がじきじきに聞き取りを行いましたが、Aは自分であることを認めなかったといいます。それでも親しい人間にはひどく落ち込んだ様子を見せて『あの写真は私‥‥』と認め、半べそをかいているような声で『これで降板かな‥‥』と心情を吐露するようにつぶやいたそうです」(前出・民放局関係者)
そもそも、秘密のプライベート写真がなぜ公のものとなってしまったのか。
「実は、かつて交際し、彼女に執着している男性がいた。ルックスが抜群だったAは学生時代から交遊関係が派手でしたが、一時期、男性関係について『全部清算した』と知人には話していたそうです。身軽になった彼女はメディア活動で勝負をかけようとしていた。ところが、それに納得しなかった男がいたため、ずるずると関係を引きずり、その後もしばらくの間、男は追いかけたようですね」(前出・民放局関係者)
要は「リベンジポルノ」というわけだ。Aアナはかつて人気球団の一流選手とも交際した派手な過去もあり、異性関係に奔放だったというが、男は妻帯者で2人は不倫関係。彼女も、まさか淫らなベッド痴態の公開までされようとは思っていなかったことだろう。
騒動は拡大し、ネット上で過去に彼女と交際したと思しき男性が自分ではないと、かたくなに否定する余波まで生んでいる。
Aアナの心中を知るべく、冒頭のやり取りがあった翌日、再度自宅マンション前で仕事帰りの彼女を直撃した。前夜同様、記者の問いかけには耳を傾けずに歩を進める彼女であったが、最後に、
「すみません‥‥」
と、消え入りそうな声でひと言だけつぶやき、ロビーの中へと消えた。
不倫の真偽は定かでないが、写真の流出自体、あくまで彼女は被害者だ。
「噂はあっても、局は彼女を守る方針です。現時点ではレギュラー番組降板の話も出ていませんね」(前出・民放局関係者)
記者が見届けた彼女の背中からは、“十字架”を背負ってでも女子アナ人生を生き抜こうという決意が感じられたのである。