10月16日スタートのドラマ「コウノドリ」(TBS系)のキャスティングが話題を呼んでいる。
このドラマは現在も「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウ氏の人気マンガが原作。愛情あふれる産婦人科医であり、謎多き天才ピアニストでもある主人公・鴻鳥サクラを、初めての連続ドラマ単独主演となる綾野剛が演じる。
「もともと『マンガのイメージにハマるのは瑛太』という声が大きく、TBS側も打診はしたようですがまとまらなかったのでしょう。綾野は愛情あふれる産婦人科医より、愛に飢えている殺し屋のほうがハマる役者ですから」
そう教えてくれるのは広告代理店関係者だ。
「主人公は児童養護施設で育ったという設定です。こういった設定は綾野の十八番と言ってもいい。ビジュアル的にも原作マンガファンも納得してくれるでしょう。しかし、いちばん大事な医師としての清潔感と誠実さが、綾野には足りない。生命をつなぐ柔らかな目ではなく、人を殺めそうな目をしているのも心配です」
ネット上でも「瑛太がよかった」「綾野は悪役がハマる」など“異議アリ”の声が殺到している。
「今回の役どころを演じきれたら、綾野は役者として確実にひと皮むけますよ」(前出・広告代理店関係者)
今作で、綾野はイメージを一新できるか?