ファッション界進出の夢破れ、アクション映画スターを目指す報道もあった元AKB48の篠田麻里子。絶賛迷走中と揶揄されて久しいが、「次はまさかのあっちに転向ですか?」という声がチラホラ聞こえてきた。
自身がMCを務める教養バラエティ番組「ペットの王国 ワンだランド」(テレビ朝日系)が、今月で番組開始から1年を突破。それに伴い番組リニューアルが行われるようだが、その一つとして、なんと番組テーマソングのリードボーカルを篠田が担当することになったのだ。
ちなみに篠田のソロ楽曲は、AKB48在籍時の2012年8月にリリースされたオリジナルアルバム「1830m」収録曲、「プラスティックの唇」以来で約3年ぶりとなる。
しかし篠田といえば、自ら歌が苦手であることを公言しており、AKBメンバーたちに「私は小さい声で歌う」と話していたことが話題になるなど、ファンの間でも「歌がドヘタ」と認識されている。その唯一のソロ曲「プラスティックの唇」もエフェクトをがっつりきかせたロボットのような歌声で、ソロといっても歌唱するのに通常の楽曲よりはハードルが低かった。
また、おぎやはぎの小木博明に「(篠田は)下手だから、AKBの曲でもマイクOFFにされてる」とバカにされ、篠田は「下手じゃない! キーが合わない!」と苦し紛れに言い訳していた。これほどまでに“歌がドヘタ”エピソードが存在する篠田だが、はたしてどれほどの歌唱力を発揮するのだろうか?
「篠田は12年12月に行われた『第2回AKB48紅白対抗歌合戦』で、岩佐美咲のソロデビュー曲『無人駅』を披露しています。そこでは、以前から言われていた音痴とは程遠い歌唱力を見せており、『麻里子様、歌うまくなったな~』と多くのファンが感心するほどでした。冷静に言ってしまえば、決してウマいというわけではなく、しかしそこまでヘタでもない、“ザ・普通”といった感じですね。今回は本人も崖っぷちということを自覚しているでしょうから、相当準備して臨んでいるでしょう。今回のテーマソングでそこまでの音痴ぶりは期待できないかもしれません」(アイドル誌ライター)
しかし、今の篠田が“ザ・普通”でいいのだろうか。それでは話題にも上らず、空気と化してしまうことは必至だ。どうせなら、とんでもないドヘタぶりでネットの話題を独占するほうがオイシイと思うのだが…。はたして、その崖っぷちの歌声やいかに?
(佐伯シンジ)