10月11日に放送された上川隆也主演のテレビドラマ「エンジェル・ハート」(日本テレビ系)の初回視聴率が12.5%だったことがわかった。同ドラマは人気コミックの実写化ということもあり、原作ファンからも注目が集まっていた。
「日テレが今年から新設した日曜22時台ドラマ枠ですが、前クールの『デスノート』が初回16.9%だったことと比べると『エンジェル・ハート』の数字は下がってしまいました。しかしEXILEが主演を務めた4月期の『ワイルド・ヒーローズ」は初回9.7%と1ケタでしたから、今回の12.5%は十分な数字と言えるでしょう」(テレビ誌記者)
コミックの実写化作品といえば、毎度、原作ファンから批判されるものだが、今回、ドラマ化された「エンジェル・ハート」に関しては、原作へのリスペクトや、主演・上川隆也が冴羽リョウのイメージにぴったりだったこともあり、視聴者からの評判は上々のようだ。
しかし、次回の放送は視聴率が急落してしまう可能性があるという。
「次回、第2話の裏では、一部から高視聴率間違いなしとも噂される半沢直樹チームの『下町ロケット』(TBS系)が初回2時間SPで放送されるため、『エンジェル・ハート』と放送時間が被ってしまうのです。さらにテレビ朝日では浅田次郎原作、佐藤浩市主演の『ハッピー・リタイアメント』というSPドラマも放送されるため、ドラマ視聴者が分散するため『エンジェル・ハート』の真価が問われることになりそうです」(前出・テレビ誌記者)
本作で主演を務める上川は、役作りのために体脂肪率10%を切るほどまでに身体を絞ったという。今後も2ケタ視聴率をキープして、上川の努力が報われるといいのだが。
(森嶋時生)