昨年3月にベッド上の写真が「フライデー」に掲載され、以降はメディアへの登場が激減した香里奈(31)。10月から4年ぶりの連ドラ出演で本格復帰を果たしたが、醜聞の火は今もくすぶり続けていた。
芸能デスクがあらためて衝撃の流出事件を振り返る。
「ベッド写真はハワイで語学留学中に知り合った台湾人男性と一緒に撮られたもので、衝撃的だったのはそのポーズ。ベッドに寝そべる香里奈はカエルのように股を開き、黒い下着の上から指で大事な部分を広げているようにも見えました。局部がまる見えのカットもあったと噂されましたが、この写真は、それまで築いたセレブタレントのイメージを壊すのに十分なインパクトがありました」
問題のスクープ写真が週刊誌に掲載される前日、香里奈は握手会イベントに出席。現場はものものしい空気に包まれた。
「記事が出ることを知った香里奈はかなり憔悴し、欠席を申し出たそうです。しかし、所属事務所の幹部が『何があってもお前を守る』と説き伏せた。イベントでは、事務所の上層部が顔をそろえ、集まったマスコミに無言の圧力をかけているようでした」(前出・芸能デスク)
ワイドショーなど大半のメディアは流出事件を黙殺したが、香里奈が負った心の傷はあまりに大きかった。芸能記者が語る。
「周囲に『芸能界を引退したい』とこぼすほど追い詰められていた。他人を極端に恐れて、名古屋の実家から一歩も出ない時期もあったようです」
香里奈を引きこもり生活に追い込んだのは、“恥”の念だけではなかったようだ。
「悪質なストーカーに悩まされていたのです。実は、デビュー当時から盗撮被害にあっていて、自宅に帰宅する際の様子を盗撮されて、動画がネット上でさらされたこともあります」(前出・芸能記者)
この盗撮犯と同一人物かは不明だが、くだんの開脚写真が、都内の自宅住所と一緒にネット上にアップされる被害もあったという。
「護身用にキックボクシングのジムに通うこともあったようです。そうして徐々に自信をつけて、今年初めには一人旅で日本全国を回るほど回復したのです」(前出・芸能記者)
長い沈黙を破って公の場に姿を見せたのは、今年2月の「東京ガールズコレクション」。モデル復帰を足がかりに、10月スタートの連ドラ「結婚式の前日に」(TBS系)で女優活動を再開させた。第1話を見た芸能評論家の織田祐二氏が語る。
「作品では結婚を間近に控えながら、脳腫瘍に冒された悲劇のヒロインを演じています。頬がコケて、顔だちがシャープになったおかげでチャームポイントのアヒル口がより際立ち、前にも増してエロいオーラを放っていましたね」
懸命な役作りもむなしく、初回の視聴率は7.7%と大惨敗。局内から漏れるのは愚痴ばかりだ。
「あの騒動の影響で、女性の視聴者から敬遠されるのは明らか。なぜ復帰の舞台をうちが用意したのか、主役での起用を疑問視する声は多い。上層部も『5%をキープしてくれれば』と早くも諦めムードです」(TBSドラマ関係者)
1年半が過ぎても騒動の余波は消えそうにない。
「香里奈は今回の復帰に、『このまま負けを認めたくない』と強い意気込みで臨んでいる。シリアスな役で数字が取れなければ路線変更するしかない。脱ぎを解禁するかもしれません」(芸能記者)
流出ではなく、オフィシャルな開脚写真で男性ファンを魅了してほしい。