10月13日に放送されたテレビドラマ「結婚式の前日に」(TBS系)の初回視聴率が7.7%だったことがわかった。同ドラマは香里奈にとって4年ぶりの連ドラ主演作となる。
「TBSの火曜22時台ドラマといえば、最近では木村文乃主演『マザー・ゲーム』や西内まりや主演『ホテルコンシェルジュ』が、視聴率2ケタはいかずとも初回は9%台を記録していました。しかし『結婚式の前日に』は、初回から7.7%という厳しいスタート。さらに次週からはフジテレビ系で松坂桃李主演『サイレーン』が開始されるため、ますます視聴率を奪われる可能性があるでしょう」(テレビ誌記者)
今回、主演を務める香里奈は、昨年3月にプライベート写真が流布し、世間を騒がせたことで一時は業界から距離を置いていた。そんな騒動を乗り越えて、久々の復帰作だったが、完全復活とはならなかったようだ。
だが、ドラマを観た一部の視聴者からは、香里奈の鬼気せまる演技に対し、「どん底を経験したからか演技が上手くなっている」「泣く演技がリアルすぎる!」と称賛の声があがっているという。
「第1話では香里奈演じる主人公が、悪性の脳腫瘍と診断され悲しむシーンがいくつかあったのですが、その中でも『何で私なの!? 何か悪いことした?』と嗚咽する姿に注目が集まりました。もちろんドラマでは難病を受け入れられずショックを受けているという場面なのですが、視聴者にとっては、まだあのスキャンダルが頭に残っているため、台詞と現実がシンクロして『香里奈の演技がリアルすぎる!』と絶賛されているのです。また騒動のショックから、表情がやつれたとも言われる香里奈ですが、それも今回、難病役を演じるにあたり、視聴者にリアリティを与えているようです」(前出・テレビ誌記者)
香里奈のスキャンダルに関しては、ネットでは同情する声も多くなっているという。初回は躓いたものの、「リアルな演技」で巻き返しなるか!?
(森嶋時生)