人気タレントが突如姿を消す理由はさまざまだが、その中でも最も多いのが事務所とのトラブル。「業界の掟」に従わず、裁判ざたにまで発展したものもある。そこには“女手ひとつ”では渡っていけない、芸能界の厳しさがかいま見れる。
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「踊る大捜査線」(フジテレビ系)をはじめ、さまざまなドラマやCMで活躍していた水野美紀(37)だが、今秋封切りの話題作「踊る大捜査線FINAL」では、声のみの“お情け出演”という干されっぷりだ。
そんな彼女の悲劇は、所属する大手芸能プロから05年に独立したことから始まった。関係者が語る。
「本当のところ、水野はテレビよりも舞台をやりたかったんです。そのことで事務所と意見が激しくぶつかり、半ば強引に独立してしまいました」
こうして独立したはいいが、現実は甘くなかった。
「大手プロとのトラブルを気にして、どの局も水野を使いたがらなかったのが現実。しかも、彼女の交際相手が暴力団に近い男と言われ、日本テレビは出演禁止に踏み切ったと言われています」(局関係者)
自分の力を過信したゆえの悲劇と言えるだろう。そんな中でも昨年、カンヌ映画祭にも出品された映画「恋の罪」(日活)に出演。こちらではオールヌードに挑戦し、女優魂を見せつけた。大手プロの所属では実現不可能なことだ。
ぶりっ子キャラでブレイク、一時はテレビで見ない日がなかったさとう珠緒(39)。実は彼女、所属事務所の経営悪化で“AV出演寸前”まで追い込まれていた。
「事務所の女社長がエステサロンの投資に大失敗、かなりの額の負債を抱え込んでしまった。そこで、珠緒にAV出演の話を持ちかけた。社長も珠緒なら2億~3億円と皮算用していたようです」(事務所関係者)
もちろん珠緒はこの話を断ったのだが、その後、この女社長は負債を残したまま失踪。事務所を移籍しようにも、契約状況がはっきりしないため身動きが取れない状態にある。関係者ですらなかなか連絡がつかない状況という中、今ではパチンコや競艇の営業で食いつないでいるという。
眞鍋かをり(31)が、元・所属事務所の「アヴィラ」との契約解除を求めて裁判ざたになったのは周知のとおり。眞鍋が契約解除を求めたのは、アヴィラの前身である「アバンギャルド」が脱税事件などで社会的信頼を失ったことが理由。それに対し事務所は、「所属タレントなのに決まっていた仕事をドタキャンした」として眞鍋側に3億円の損害賠償を求めて反撃に出た。
しかし、泥沼の争いは昨年末に和解。その理由をスポーツ紙記者が語る。
「眞鍋が事務所の“裏社会との関わり”を握り、それを切り札にしたと言われていますが、実は社長と眞鍋との恋仲の噂もあり、愛情のもつれから生まれたトラブルだと言われている。眞鍋にこれ以上、裁判費用をかけてもムダと判断したのでしょう」
その後、眞鍋も新しい事務所で活動を再開したが、最も話題になったのは元THE YELLOW MONKEYの吉井和哉(45)とのベタベタ熱愛。これも仕事欲しさゆえの公表とも言われているが、今や芸能人の熱愛は日常茶飯事。14歳差では流行の年の差カップルとも言えない。元ブログ女王は明らかに後手に回っているようだ‥‥。
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