11月3日に放送されたテレビドラマ「結婚式の前日に」第4話の視聴率が5.7%だったことがわかった。今回の放送は、一夜限りの復活を果たした人気番組「学校へ行こう!」(TBS系)直後の放送ということもあり、高視聴率が期待されていたものの結果は厳しい数字に終わった。
「この日は、放送前からネットニュースやSNSで話題となっていた『学校へ行こう!』の復活SPが放送されるとあって、直後のドラマ『結婚式の前日に』は、前番組の視聴率の恩恵を受けると予想されていました。ですが『学校へ行こう!』は平均視聴率17.8%という高視聴率だったにも関わらず、香里奈のドラマは5.7%と、アップするどころか前週の6.1%より、さらに数字を下げてしまう形となりました」(テレビ誌記者)
また「学校へ行こう!」のクライマックスは最高視聴率22.1%もの数字を記録。つまり、ドラマ終了までに約17%もの視聴率が逃げていったことになる。ドラマ「結婚式の前日に」は、なぜここまで視聴者から避けられてしまったのだろうか
「『学校へ行こう!』終了後、すぐにドラマが開始されれば、ある程度の視聴者は流れたでしょう。しかしこの日は、間にニュースや映画『MOZU』の宣伝番組など、ドラマ開始までに10分以上も空いてしまった。そのため『結婚式の前日に』の裏で放送されているドラマ『サイレーン』(フジテレビ系)や、人気バラエティ『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)へチャンネルを変える隙を与えてしまったのです。また難病ドラマというのも暗いイメージがあるため避けられやすい。とはいえ『学校へ行こう!』が、わずかながら視聴率アップを後押しした可能性はありますから、通常編成に戻る来週、ドラマはさらに数字を下げてしまうかもしれません」(前出・テレビ誌記者)
スキャンダルの影響もあり、4年ぶりのドラマ主演となった香里奈。しかしまだまだ試練の日々は続きそうだ。
(森嶋時生)