11月1日に放送されたテレビドラマ「下町ロケット」(TBS系)第3話の視聴率が18.6%だったことがわかった。同ドラマは放送開始以降、視聴率が右肩上がりとなっている。
「近年のドラマ視聴率は、初回で最高視聴率を記録した後、徐々に下がっていくというパターンが多い。しかし『下町ロケット』は回を増すごとに数字を上げてきています。また原作は1度、WOWOWにてドラマ化されていますが、TBS版の後半は新作の新聞連載とドラマが同時進行で進むという異例の試みを行うため、さらに視聴率が伸びる可能性がある。このまま順調に視聴率を上げていけば、『半沢直樹』の再来もありうるでしょう」(テレビ誌記者)
そんな今期、絶好調のドラマ「下町ロケット」だが、第3話では一部の視聴者を驚愕させた、あるシーンが話題になっていたという。
「阿部寛演じる主人公の、ライバル的存在ともいえる帝国重工の部長役・吉川晃司が、椅子に座り神妙な顔つきで語るシーンの時です。一瞬、彼の鼻から何かが勢いよく飛び出したのです。あまりに突然のことで、ドラマを観ていた視聴者からは「今、鼻から何か出たぞ!」「シリアスなシーンなのに笑ってしまう」「鼻くそロケットだ!」という驚きの書き込みが相次ぎました。このようなシーンは、通常ならばNGにするはずですが、今回は誰も気がつかなかった、もしくは迫力のある演技だったため見逃したのか、そのまま放送してしまったようです」(前出・テレビ誌記者)
今後、ドラマがDVD化される際には、このハプニングは修正される可能性もある。そうなると今回の放送はある意味貴重な映像となるかもしれない。
(森嶋時生)