「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の企画で“きゃりーぱみゅぱみゅの妹”として盛大なデビューを飾った浜田ばみゅばみゅ。
お気づきの通り、正体はダウンタウンの浜田雅功であるが、音楽番組への出演や、きゃりー本人とも共演を果たすなど、活動は順調に見られた。
本家・きゃりーと同じくプロデューサーに中田ヤスタカ氏を迎え入れる力の入れようだったが、フタを開けてみると肝心の売り上げランキングは20位で、ダウンロード数も振るわず。ネット上では失笑コメントであふれかえった。
「フジテレビで放送されていた『ダウンタウンのごっつええ感じ』の企画内では、今田耕司や板尾創路を従えてリズミカルなダンスを披露した『オジャパメン』に始まり、戦隊ヒーローの被り物をした『エキセントリック少年ボウイ』、相方松本人志が自身の少年時代を描いた槇原敬之プロデュースの『チキンライス』など数々のヒット曲を生み出してきた。95年に発売された小室哲哉プロデュースユニット、H Jungle with tのシングルは200万枚超えのダブルミリオンセラー、お笑い芸人では歴代1位と、その記録はいまだ破られていません。今回の企画はきゃりー人気に乗っかった感が否めませんが、本家きゃりーもCD売り上げは減少し、紅白にも落選していますから、タイミングが悪かったですね」(音楽プロデューサー)
きゃりーを意識した奇抜な衣装が“イタい”と酷評されていた浜田ばみゅばみゅ。CDセールスが好調ならそうした声もシャットアウトできたものだが、この結果ではさらし者にされただけ。浜田本人が「なんでやねん!」と嘆く声が聞こえてきそうだ。
(佐藤ちひろ)