現在は芸能活動をセーブし、海外留学中のマリエ(24)。そんな彼女が、ブログで宿題の解答を大々的に募集。こともあろうに、そのまま発表するという暴挙に出たのだ。
昨年10月から、拠点をニューヨークに移し、マンハッタンのパーソンズ美術大学でファッションの勉強をしているというマリエ。今月8日には、クリエーターの卵たちの発表会イベントにサプライズゲストとして久しぶりに登場した。
「当日は、いつもの毒舌ぶりや、過激な露出は影を潜め、おとなしいイメージ。かえって面食らいましたね」
と言うのは、当日撮影に参加したカメラマン。
もはや、セレブタレントという肩書すら捨て去るほど、没頭しているのがファッションの勉強だ。
ファッションジャーナリストが語る。
「彼女が入学した大学は、世界3大美術大学の一つにあげられるほど、国際的なファッションデザイナーを多数輩出している。入学自体はさほど、難しくないのですが、とにかく課題の多さで有名で、卒業するまでまさに寝る間も惜しんで勉強しないといけない。しかも周りは19歳の学生がほとんど。マリエさんのようなタレント出身者は、かなり不利ですね」
そんな彼女が突然、ブログに「みんなの力をかしてほしいの」と書き込んだのは、今年2月末のこと。その内容たるや、授業で出された“宿題”の解答を教えてくれというものだった。
〈今とっている授業の一つで、グローバルファッションマーチャンダイジングっていう授業があるの。その授業で今度プレゼンテーションがあって、テーマが『Glamorous/グラマラス』について(中略)みんなに協力してほしいことがあるの!『みんなの思うグラマラスな有名人を教えて!』〉
そして、ご丁寧にも所属事務所のメールアドレスまでが記されていたのだ。
その効果のほどは絶大だったようで、マリエ本人もご機嫌。3月8日付のブログでは「結果報告☆」というタイトルで、
〈みんな本当にありがとう! 本当に沢山のメールをいただいて、全部で650枚のみんなのグラマラスを集めることができました!(中略)成績はみんなのおかげでいい結果がもらえることができた〉
だが、そこまでして、彼女がファッションにこだわる理由は何か。テレビ局関係者が明かす。
「マリエは、いちおう芸能活動も続けていることになってますが、これまでの毒舌や素行の悪さがたたって、テレビ局は出入り禁止状態。中でも、番組をすっぽかしたフジテレビは怒り心頭で、芸能界に居場所はない状態なのです。そこで彼女は、もともと興味のあるファッションで注目を浴びて、生き残りを画策している」
どうりで必死なわけである。とはいえ、
「世界中からのファッションエリートが集結しているだけに他力本願がいつまで通用するのか。このままでは卒業もままならない」(前出・ジャーナリスト)
所属事務所も巻き込む政治力だけは一流と言えそうだが‥‥。