1月17日からスタートしたSMAP・香取慎吾の主演ドラマ「家族ノカタチ」(TBS系)が、視聴率9.3%の厳しい船出となったことが明らかになった。
香取演じる主人公は文具メーカー勤務の会社員で、ベイサイドに念願のマンションを購入。39歳にして自分だけの生き方を謳歌しようとするも、上階に住む商社勤務の女性(上野樹里)とひと悶着。さらに長年距離を置いていた父親が再婚相手の子どもを連れて乗り込んできて‥‥という展開だった。
SMAP決別騒動の渦中にある香取だが、同じくメンバーの草なぎ剛が主役を務める新ドラマ「スペシャリスト」(テレビ朝日系)は初回視聴率17.1%のロケットスタート。話題性は十分だっただけに、スタッフの落胆も大きいようだ。
「TBSの日曜劇場でこの数字は大問題です。過去をさかのぼっても2010年代に放送されたこの枠の連ドラ24本で、初回ひとケタは初めて。つまり最低のスタートですよ。前作『下町ロケット』が人気のあまり、社会派ドラマの枠という印象を持たれてしまったのかもしれません」(ドラマ関係者)
様々な見解が飛び交う騒動では、ジャニーズ事務所から「いらない」の烙印を押されたとも報じられた香取。ここはぜひ役者としての存在感をアピールしたいところだが、果たして挽回はできるのだろうか。