福山雅治がファウンダー(出資者)に名を連ねる東京・渋谷区のコミュニティFM「渋谷のラジオ」が本格的に始動。渋谷区以外で聴くために必要な専用アプリのiOS版が4月25日にリリースされた。同局では豪華な出演陣が目玉で、月~木に放送される「渋谷のナイト」では数々の著名ミュージシャンに加え、又吉直樹やあばれる君といった芸人も日替わりMCに名を連ねている。
そうなると福山にも、得意のトークを活かした冠番組を持ってもらいたいところ。同局の代表を務めるクリエイターの箭内道彦氏によると、福山が番組をプロデュースする形での関与も考えられるとか。だが、ファンの間からは懸念の声も上がっているというのだ。音楽ライターはこう語る。
「福山のプロデュースで、ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)のヒロインを務める藤原さくらの番組を始めるのではという懸念です。2人が所属するアミューズは同じ渋谷区にあり、『渋谷のラジオ』からは徒歩7分と至近距離。しかも地域経済の活性化に繋がるので、区内企業との協業はコミュニティFM局としては歓迎のはずです。ただ藤原に関しては“アミューズのゴリ押し”との批判もありますし、渋谷系でもない新人アーティストの彼女が聴取者に歓迎されるかどうかは微妙かもしれません」
その藤原は、この4月から千葉のラジオ局・ベイエフエムにて「モーモータウンレディオ」という冠番組を始めている。ドラマ出演で知名度を得た途端にラジオのレギュラーを2本も持つのか。所属事務所のゴリ押しがどう展開するかに注目が集まるところだ。
(金田麻有)