寺田心といえば、シャーロット・ケイト・フォックスと芦田愛菜がW主演を務める、現在放送中のフジテレビ系「OUR HOUSE」にも出演している人気子役だ。まだ7歳ながら、大人顔負けの演技力と表現力には称賛の声が上がる一方で、子供らしからぬ完璧な受け答えや過剰なまでの礼儀正しさから「あざとすぎる」といった批判の声も出ている。
一部では「プロ子役」などと表現までされている寺田だが、その巧みさは周囲のオトナたちによる売り出し戦略にも表れているようだ。
「実は、寺田は破格のギャラの安さでも知られています。子役は大人の俳優や女優に比べると総じてギャラは安いものですが、それでも寺田クラスの売れっ子になると、それなりのギャラを要求するもの。にもかかわらず、寺田の場合は文化人並の安さなんです。テレビ番組への出演はあくまで知名度や人気を高めるための“パブリシティー”という感覚のようですね」(民放テレビ局スタッフ)
では、いったいなぜ寺田はそこまでギャラを安くしているのか。前出のテレビ局スタッフはこう続ける。
「最終的には大手クライアントのCMを狙っているというのがもっぱらです。大手のCMとなると、数千万円単位のギャラが期待できますからね。テレビ不況のご時世、いくらドラマやバラエティ番組に出演しても、かつてほどの収入は期待できませんから。それなら、そういった仕事はパブと割り切って、大口の仕事を狙うという考えもあながち間違いとは言えないでしょう」
寺田サイドの“あざとい”戦略は功を奏すか!?
(しおさわ かつつね)