林真理子の同名小説が原作のドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)で、主役の妻・水越麻也子を演じている栗山千明。19年前には石田ゆり子主演で好評を博した“不貞ドラマの金字塔”だが、「今作はチープ」「薄っぺらい」などの厳しい意見が多い。
「栗山はもともと子どもモデルとして小学生の頃から篠山紀信にかわいがられていました。本人はショーモデルになる夢を持っていましたが、身長が162センチで止まってしまったために女優業へとシフトチェンジしたところ、クエンティン・タランティーノ監督に見いだされ、03年に映画『キル・ビルvol.1』に出演して注目を集めるようになりました。栗山は芯が強そうに見えますが、実はとても小心者で自己評価の低いタイプ。ネガティブ思考も強く、何でも論理的に理解しようとする癖があるのです。だから、女性らしい柔らかなムードや匂い立つような色気といった論理では語れない“雰囲気作り”が苦手な女優なんです」(芸能関係者)
夫、元カレ、年下男との間で揺れ動く人妻を演じなければいけない栗山。ベッドシーンやシャワーシーンといった場面を演じても“30代OLのラブコメ”に見えてしまうのは、栗山に色気が足りないからか。ぜひとも私生活でたくさんの恋愛経験を積んでもらい、自然とにじみ出る色気を身につけてほしいものだ。