新たな布陣になって視聴率も絶好調の「笑点」(日本テレビ系)。そんな中、中心メンバーで重鎮落語家の三遊亭円楽が、錦糸町のホテルに40代一般女性を連れ込む不貞現場を報じられた。しかも、この報道には「(元巨人の)二岡より安いホテル代」「ポスト歌丸ではなくポスト文枝だったな」「この人が『24時間テレビ』のマラソンランナーじゃなくてよかった」など、大喜利並みのツッコミが入りまくった。
しかしこうした騒動の茶化しブームは、一般庶民の疲弊の表れでもあると、あるメディア幹部は指摘する。
「ベッキーと『ゲスの極み乙女。』川谷絵音の不貞騒動以来、どのメディアも何か似たようなネタが拾えると、かつてなかったほどの規模でこれ見よがしに報道するようになった。狩野英孝の5股疑惑は特に目立ってましたが、さらに乙武洋匡氏、宮崎謙介元議員、石井竜也、桂文枝、ファンキー加藤、そして円楽‥‥普段なら話題にもならなかったような人物までが不貞騒動で“時の人”になっている。こうなってくると、最初のうちは真剣にモラルなどを問うていた市民もウンザリ、ベッキーらに対し真剣に怒っていたことがバカみたいだと感じている人も多いようです。ですから、もう茶化すぐらいで勘弁してくれという雰囲気ですね」(女性誌記者)
一方で、DAIGO&北川景子夫婦や長友佑都&平愛梨、さらには優香らの熱愛も話題になっているわけだが、「それもこれも不貞の始まりの始まり」と揶揄さえる始末。“アモーレ”が永遠に続くことは不可能なのだろうか?
(佐伯シンジ)