セコい都知事には退場いただいたが、壇上に上ったのは上半期に「気前よく」艶姿をさらした芸能美女たち。今回は、週刊アサヒ芸能アカデミー委員会が「第三者の目」で例年より厳しく審査。下は21歳から上は54歳まで、予選を通過した美女たちが脱ぎっぷりを競った。それでは“グショ濡れ”表彰式に移ります!
まずは映画部門から。6月25日公開の「日本で一番悪い奴ら」で上半期ギリギリの滑り込み濡れ場を披露したのが、女優の矢吹春奈(31)だ。
かつて、グラビアアイドル時代は掲載誌が売り切れる“完売クイーン”の異名をとった矢吹だが、映画ではススキノのホステス役で初濡れ場を熱演している。主役の刑事にラブホに連れ込まれると一糸まとわぬ完脱ぎボディを披露するのだ。
映画評論家の秋本鉄次氏が語る。
「ベッドに倒れ込み、乳首を舐められながらも、『こっちのほうが眺めがいいでしょ』と、よつんばいポーズに変化。背中の入れ墨を見せつけての後背位は、まさに迫力満点。この映画での脱ぎをキッカケに今後、ますます活躍が期待できそうです」
同日公開の「二重生活」で、裸の真っ向勝負を仕掛けたのは門脇麦(23)だ。乱交パーティの人間模様を描いた「愛の渦」(14年公開)に出演し、清純派のイメージを覆した門脇だが、本作では、さらにボリュームアップしたバストを見せつけている。
ゼミの研究のために男を尾行する大学生役を演じる門脇は、冒頭のシーンから彼氏に「つけてね」とゴム着用を要求するなど、生々しいセックスライフを観る者に突きつける。
「見せ場は後半、尾行していることが相手にバレ、男からカラダで代償を求められる場面。ホテルに連れ込まれた門脇は、ブラや下着を次々と剥ぎ取られ、全裸でベッドに寝転がされるというナマツバシーンに体当たりで臨んでいます」(前出・秋本氏)
若手女優では門脇に負けぬ演技派と称される二階堂ふみ(21)。4月公開の「蜜のあわれ」では、“お尻全部出しショー”を敢行している。
二階堂の役どころは作家の愛人で、実は金魚の化身。ドレスの裾をまくってソファにうつ伏せで寝転がると、
「ヌメヌメをかき分けるとスジがあるから、うまくツバを塗ってベトベトにしてぇ」
こう言い放つや、全裸となった尻肉をクイッと突き出すのだ。
芸能評論家の織田祐二氏がゲキ推しする。
「無防備にさらされた満月のようなツルッツルのお尻が実にたまりません。抱き心地がよさそうなボディに、むしゃぶりつきたくなる衝動に駆られること請け合いです」
若手の中では「ピンクとグレー」の夏帆(24)も、ふんばりを見せた。ジャニーズタレントの主演映画でありながら、M字開脚からの大胆正常位合体、さらにはFカップの下乳まで披露。
成海璃子(23)も「無伴奏」で処女喪失濡れ場を演じるなど、自己最淫シーンを更新している。60年代の学生紛争期の女子高生に扮した成海だが、特筆すべきは制服廃止を訴え、みずから下着姿となるシーンだ。
「このミニスカキャミソールのようなシュミーズ姿はオールドファンにはまさに鼻血モノです。下着からかいま見える成海の豊満なボディに、女としてエロく成長していることが実感できます」(前出・織田氏)
もちろん、ベテラン女優陣も黙ってはいない。「シェル・コレクター」では寺島しのぶ(43)が「愛の流刑地」を連想させる騎乗位ファック、さらに「母の恋人」では、水島裕子(53)が実に25年ぶりとなるHシーンに挑んだ。水島は娘の恋人を相手に「年下セックス」を大熱演。ベッドでは最初こそ戸惑いを見せるが、男の貪欲なキス攻撃に応じるうちに、封印していた肉欲を目覚めさせる。最後には悶絶しながら腰を激しく振る騎乗位まで見せ、かつてのロマンポルノ時代を彷彿させるのだ。
女優の濡れ場に一家言あるタレントの徳光正行氏が“喝”を入れる。
「寺島しのぶ、安藤サクラ、吉高由里子、今どき女優が乳首を露出したからとはいえ、誰もとがめることはないはず。むしろ女優として存在感を増すチャンスなので、若手女優には旬のうちに脱ぐ覚悟を決めてほしいですね。その点、五十路の水島さんが“濡れ場映画”に復活したのは素直にうれしい。しかも、容姿のみならず相変わらずかわいらしい声がステキです。ぜひとも若手女優の皆さんは目標にしていただければと思います」
今後の期待を込めて、映画部門賞は二階堂の満月尻に決定!