お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が6月26日、東京競馬の第6レースで665.7倍の大穴を的中。1万円の元手を665万7000円に大化けさせた。吉村にとっては2回目の帯封ゲット(100万円超の払い戻し)で、前回は殊勝にも「申告して税金をキッチリ納めたい」と語っていたが、週刊誌の記者はこんな推測を見せる。
「吉村は今ごろ税務署の調査を恐れているでしょうね。臨時収入が大きく報道されると、税務署としても注目せざるを得ません。とくに今回は二度目ですから、払戻金だけではなく確定申告の内容全体をしっかりと調べるはず。ここで怪しい経費が出てきたりすると、税務署に認められない可能性が大いにあります」
その吉村は昨年1月のテレビ番組で月収180万円と告白しており、年収は2000万円くらいありそうだ。その一方で家賃50万円の高級マンションに住んでいたり、定価で2000万円もする「BMW i8」に乗っていたりと出るほうも派手で、まさに破天荒な金遣いを見せている。そのへんが税務署にとって、突っ込みどころ満載だというのだ。
「お笑い芸人は個人事業主ですから、自宅を事業所と位置付ければ家賃の一部を経費に算入できます。また移動には自動車が必要なので車も経費にできますし、オシャレ芸人がウリですから衣装も経費算入できるはず。しかしこれらの経費がすべて税務署に認められるかどうかは不明で、場合によっては修正申告を求められる可能性もありますね」(前出・週刊誌記者)
高額馬券を公表したことで目を付けられる恐れが高まった吉村だが、もし馬券的中を秘密にしていたら脱税になってしまい、余計にマズいことになる。競馬で勝つことは必ずしも嬉しいことばかりではないようだ。
(金田麻有)