女優の片山萌美が7月2日、ロッテ-オリックス戦にて艶っぽさ満点の始球式に登板した。
へそ出しルックに短パンの片山は、マウンド上でストレッチしつつ、チラ見えする脇腹でファンの目を釘づけに。キャッチャーのサインをのぞき込むシーンでは、胸元から見えるGカップをアピールだ。肝心の投球は残念ながらノーバンとはいかなかったが、多くの観客は眼福の始球式に拍手喝采だった。
そんな片山の投球は球場でもメディアでも大きな話題となっていたが、スポーツファンの中には今回の始球式に顔をしかめる人も少なくないというのである。スポーツライターが耳打ちする。
「片山はグラビアでも活躍していますし、艶っぽいことは別に構わないんです。問題は、多くの記事で片山のことしか取り上げられていないこと。だってこの始球式では、自転車個人スプリントでリオデジャネイロ五輪に出場する中川誠一郎がキャッチャーとして登場していましたからね。その中川はロンドンとリオの2大会連続で日本代表という超一流選手なのに、スポーツ紙では『キャッチャーは中川誠一郎が務めた』と書き添えるだけの脇役扱いでしたから、スポーツファンが怒るのも当然でしょう」
競輪が本職の中川は、今年5月の日本選手権で念願のG1初勝利を決めた実力派でもある。そんな旬の五輪選手を呼んでおきながら、記事ではグラビアで人気の女優ばかり取り上げているようでは、リオ五輪の報道でも選手ではなくゲストの芸能人にばかりスポットライトが当たってしまうのかもしれない。
(金田麻有)