6月29日に放送された音楽特番「テレ東音楽祭」(テレビ東京系)に乃木坂46が出演。最新アルバム「それぞれの椅子」の収録曲で、ファンの間では高い評価を得ている「きっかけ」を披露。そのパフォーマンスの終盤に起きた“ある奇跡”がファンを騒然とさせたという。
「最後の決めポーズをとる全メンバーをカメラは引きで映していたのですが、ステージ床の液晶には花が映し出されていました。これをファンたちは『メンバーの足元に“ハルジオン”が咲いていた』と歓喜しているようです。というのも、6月16日にグループを卒業した人気メンバー・深川麻衣が最初で最後のセンターを務めた楽曲のタイトルは『ハルジオンが咲く頃』。深川が卒業して3週間が経とうとしていますが、いまだ傷心のファンも多く、深川ロスは収まらずというのが実情。そのため、ステージ床に映った花をファンたちはハルジオンと重ねて、おもわず感動してしまったようですね」(アイドル誌ライター)
実際、「史上最高の演出が見られた」「これは伝説になるのではないか」「録画して何度も観てるけど、そのたびに涙が出る」と、ファンのボルテージも上がりっぱなし。
「ステージ床に花が映る仕掛けは、妹分の欅坂46など、他アーティストの時にも見られていたので、乃木坂ファンを意識した粋な計らいというわけではなさそうです。それでも、ファンが感動しているのなら結果オーライ。去年の同番組では乃木坂を『乃木坂48』と紹介してファンの反感を買いまくったテレ東としては、名誉挽回となった形です」(アイドル誌ライター)
ハルジオンの花言葉は「追走の愛」。過ぎ去った愛を思い返すという意味が込められているだけに偶然とはいえ、乃木坂ファンにはたまらないサプライズになったようだ。
(石田安竹)