7月1日、コナミスポーツクラブ本店で、所属する体操選手たちのリオ五輪壮行会が行われた。内村航平をはじめ4人の体操選手が参加し、内村は「体操団体金メダル」と書いた目標を掲げ、銀メダルに終わった前大会のリベンジを誓った。
世界選手権個人総合6連覇。リオでも金メダルが確実視されており無敵を誇る内村だが、苦手なものがあるという。
「内村はとにかく野菜が嫌いなんです。肉と米だけで大きくなったと豪語しているくらいですからね。野菜嫌いは内村だけではありません。白井健三は世界選手権の壮行会で嫌いなサラダが出て、こういう場では食べなければと頑張ったと語っていました」(週刊誌記者)
アスリートといえば、栄養のバランスを考えて野菜も積極的に食べる生活を送っているように思えるが、体操男子の面々においてはそういうわけでもないらしい。
「白井は野菜嫌いな自分たちを『オレンジジュースを飲めはビタミンが摂れると思っているような集団』と笑っていました。しかし、『自分の好きな物だけ食べれば病気は治る・防げる』(講談社刊)の著者・石原結實氏によると、漢方の考え方では体を陰性・陽性でとらえ、『色白で細身の内村選手は“陰性体質”。自分の本能に従って体を冷やす野菜を避けることが体調管理につながり、競技に好影響を与える』のだとか。また、内村には体を陽性にするチョコレートなどが適しているとも。チョコレート菓子の『ブラックサンダー』を好む内村は、自分に合った食生活をしているのかもしれません」(スポーツライター)
文字どおり“肉食男子”の、リオでの活躍を期待しよう。
(伊藤その子)