同じ「野外痴態騒動」でもこれ以上の衝撃度だったのは、01年に年下マネージャーとの情事を報じられた雛形あきこ(38)である。
当時、雛形は弱冠20歳でCMディレクターと電撃結婚してからわずか3年、前年には長女を出産したばかりだった。洗剤CMに出演するなどママタレとして活躍していただけに、不貞行為などとは対極のイメージにあった。
深夜の仕事帰り、雛形を乗せたワンボックスカーは夫が待つ自宅マンションが程近い公園の脇に一時停止。なぜ目の前なのに帰宅しないのか──。
運転手を兼務するマネージャーは、カーテンで仕切られた後部座席にいる雛形のもとへと車内を移動。再びマネージャーが運転席に顔を出すまで籠城すること30分、内部の様子はうかがい知れないものの、車は微妙に振動していたという。
当時を知る写真誌関係者が打ち明ける。
「この話はそもそも、新幹線での移動中にイチャイチャするなど、常に帯同するイケメンマネージャーと雛形の仲が異常に仲むつまじいという話がきっかけでした。最初はどれだけ張り込んでも2人は馬脚を現さなかったのですが、尾行するうちに異変が発覚した。雛形を乗せた車が公園や工事現場など奇妙な場所で一定時間、停車するんですよ。しかも、運転席のマネージャーがそのたびに姿を消すわけです。もちろん、それだけではコトを行っているという決定打にはならないが、実は自宅付近の公園のゴミ捨て場にマネージャーが使用済みコンドームを捨てたことで、疑惑は一気にグレーから黒へと変わったといいます」
報道を受け「2000%ありえない」と所属事務所の社長が完全否定したものの、路上不倫報道の余波か、マネージャーは退社、雛形も2年後に夫とひっそり離婚している。
「現役アイドル同士」、しかも「カーセックス」というAVを超えるようなホットな組み合わせでいまだに語り継がれるのが、99年にV6の岡田准一(35)との「車内愛4時間」を写真誌に激写された優香(36)だ。
Fカップグラビアから火がつき「新CM女王」と呼ばれるほどブレイク中の優香は、深夜に母親と暮らすマンションから抜け出すと、付近の路上に止められた岡田の高級RV車の後部座席に乗り込んだ。岡田が運転席から後部座席に移動すると、車内トークでは収まらず、徐々にお互いに体を重ねキスと抱擁を繰り返し、シートに倒れ込むのだった。当時を知る、先とは別の写真誌関係者が語る。
「2人がお互いしか眼中になくなるうちに、なんと深夜の道路工事が始まって、車の周りにはパイロンが敷き詰められていったんです。にもかかわらず、2人は車を移動させずに密室プレイに熱中していた。作業員は思わず車内をのぞき込んで『こりゃ、おっぱじめてる』と、あ然とした様子だった。車が動きだしたのは明朝3時過ぎ、優香は翌日に地方ロケの仕事が入っていたにもかかわらず、“密室耐久プレイ”は4時間も続きました。不思議なことに車内からはヴィーンという機械音まで聞こえてきたようです」
冬場だけにヤブ蚊の羽音でなかったことだけは確かだという。
発覚すれば身を滅ぼすリスクもあるプレイだが、このスリリングさに味を占めたのか、優香は04年に、同じ事務所の妻夫木聡(35)とも「車内デート」を報じられている。
連続車内プレイを演じた優香を芸能評論家の織田祐二氏はこう評する。
「彼女には“ミス・カーセックス”の異名をささげたい。2回目も優香は後部座席に座り、赤信号で車が止まった際に身を乗り出して運転席の妻夫木と“車チュー”を繰り返しています。優香は先月、俳優の青木崇高(36)と交際半年で結婚したばかりですが、こちらも車中デートで射止めたのかが気になるところです」