シネコンが増えた近年、邦画界には“数打ってハズれた”大コケ作が大量生産されている。原因も敗因もさまざまだが、共通ワードは「爆死」。現在発売中の「アサ芸シークレットVol.40」ではそんな黒歴史作品を一挙公開。偉大なる(?)迷作に拍手!
EXILE軍団と映画の相性は非常に悪い。有名評論家が「映画の撮り方すらわかってない」と歴代ワーストに挙げたマキダイ主演「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~」は、金券屋でチケットが50円だったという伝説を持つ。その50円で観た客でさえ酷評した珍作だ。昨年、E-girlsのメンバー・石井杏奈が主演した「ガールズ・ステップ」は青春ものとしての出来は及第点。まともな宣伝がないまま“平均観客数が2人”ではちょっと気の毒だったか。
7月15日には映画「HiGH&LOW THE MOVIE」が公開されたが、観客動員ランキングを上げるために、この3連休中に全国47都道府県で200回の舞台挨拶ツアーを敢行。どのメンバーが来るかわからないようにして、お目当てのメンバーに遭遇するまでリピートさせる“舞台挨拶商法”が批判を浴びている。これほど必至にPRしても爆死となれば、今後はもう「コケザイル」と名乗るしかない?