高田純次が街歩きをする散歩番組「じゅん散歩」(テレビ朝日系)が大好評だ。昨年9月のスタート時こそ高田純次のテキトー発言に視聴者がついていけない面はあったものの、今では番組の魅力の一つになり、新たな視聴者を獲得し視聴率も好調。そこで囁かれているのが“先代・加山雄三とは何だったのか?”という疑問だ。
「加山は初代の地井武男に代わって2代目に就任しましたが、地井の気さくで誰とでも打ち解ける散歩スタイルとは打って変わり、上から目線の傲慢なスタイルで不評でした。『じゅん散歩』のヒットによってそんな加山の行動が今になってジワジワと話題になっているんです」(テレビ関係者)
惣菜店で「どれどれ味見してやるよ」と上から目線の発言をしたり、おいしいコーヒーで知られる喫茶店で「コーヒーが有名なの? でも俺、コーヒー飲めないから」とKY発言したりと暴挙を連発。ホームセンターが気に入った加山は、そこから一歩も動かないという散歩番組とは思えない回もあった。
ロケに遭遇した人によれば、加山のお連れと思われる人が多くて散歩番組の気軽な感じは微塵もなく、スタッフもピリピリしていて楽しそうな雰囲気はまるでなかったという。
「そうこうしているうちに、木曜日はスタジオで山瀬まみと料理をするコーナーになってしまいました。これのどこが“散歩”なのかと批判される始末。番組は低空飛行を続け、ついに終了。表向きは加山の申し出によって終了とされていますが、事実上の打ち切り。加山の黒歴史と言っていいでしょう」(前出・テレビ関係者)
今となっては、ツッコミポイント満載の「ゆうゆう散歩」が懐かしい?