世界レベルの大ブームが巻き起こっている「ポケモンGO」は、一般社会のみならず、芸能界にも瞬く間に波及し、さまざまな芸能人がハマッてしまったことを明かしている。
「移動中の新幹線の中にポケモンがいた」とか、「食事に出かけた店でゲット」など、写真付きでブログやツイッターにアップしているのだ。
「ポケモンGO」のために外を歩き回る芸能人もいて、AKB48の島崎遥香が〈ポケモンゲットだぜ!するために歩いてくるわ〉とツイート。柏木由紀も〈ピカチュウ待てずに1匹目はゼニガメGETしました。こんなに外を歩きたいと思ったのは初めてです〉と報告したのだった。劇団ひとりはポケモンの写真とともに〈六本木を徘徊中〉、さとう珠緒は〈今のとこ11個ゲットできましたー。歩きスマホに気を付けなきゃです〉‥‥などなど、挙げていけばキリがない。
そんな中、松本人志がレギュラー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で「ポケモンGO」に言及。トラブル発生を危惧したのだ。いわく、「タレント目線で言わせてもらうと、隠し撮りみたいなのを『いやいや、今ポケモンやってたから』っていうごまかしも増えるかな」「ホンマにやっていて、こっちは赤っ恥をかくとか。不法侵入とか」──。
民放局スタッフが言う。
「そうした不安の声はすでに一部芸能人の間で上がっていますね。『ポケモンGO』のために外を歩いていて写真を撮られるとか、ファンに後をつけられるとか。ゲームをやっている場所をツイッターなどで明らかにすると、そこにファンがやってくることもあるでしょう。あるいはゲームに夢中な一般人が、たまたま芸能人の自宅敷地内に侵入する可能性はないのか、とも。『ポケモンGO』にかこつけて、芸能人のプライベートがさらされることになりかねませんからね」
芸能界でもブーム到来なのはいいが、「危機管理」もセットで必要かもしれない。