こんなに効果があるのかと、お店のご主人までびっくりだ!
9月18日に放送された乃木坂の冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、「真夏の全国ツアー! 裏でも表でもこんな事がありました」と題して、今夏行われた全国ツアーの地方公演での裏話をメンバーたちが紹介した。
その裏話だが、仙台公演でのケータリングの牛タンが昨年同様に食券制になり、今年からは不正防止のために食券に名前が入るようになったなど、やはり食に貪欲なメンバーが多い乃木坂らしく、食べ物に絡んだ話題が大半を占めた。
そんななか、MCのバナナマンから特に印象深いご当地グルメについて聞かれた乃木坂の大食い女王、松村沙友理が「仙台で食べた“凍天”ってやつがあって、それがめっちゃ美味しかった」と、福島の名物菓子を絶賛。凍天とはドーナツのような衣の中にヨモギのお餅が入った餅菓子なのだが、松村は「私、乃木坂辞めたら凍天の事業始めようかな」「東京で凍天を流行らせたい。原宿で売ったらめっちゃ流行る!」とこれ以上ないほど太鼓判を押したのだ。
するとこの番組の放送直後、とんでもない凍天フィーバーが巻き起こったようだ。
「番組を観た全国の乃木坂ファンから通販サイトなどに凍天の注文が殺到。製造会社の『もち処 木乃幡』では製造数が注文数に追いつかない事態にもなり、即日発送ができない状態だと説明しています。現在はスタッフ全員で必死に製造作業に取り掛かっているとのことですが、木乃幡側にとっては嬉しい悲鳴であることは間違いありません。木乃幡の店主の公式ツイッターでは、松村に対して『仙台でライブが有る時には、妻と娘を連れて是非参加させて頂きたいです。この度は私達を拾って頂き有難うございました』というお礼の言葉まで述べられています」(アイドル誌記者)
このニュースを知ったファンからも「マツコ(デラックス)以上の経済効果やな」など、驚きの声が。さらに店主は「松村さんが、こんな味の凍天食べてみたいっていうのがあったら、開発してみようと思うのだが…」とツイート。降って沸いたブームにかなりノリノリの状態だという。
今回紹介された木乃幡の他にも、過去にはお酒好きメンバーとして知られる衛藤美彩が紹介した日本酒「美彩淡露」が、紹介直後に平常時の約50倍もの販売数を記録したこともある。乃木坂パワー、恐るべしだ。
(石田安竹)