今年も大みそかの「NHK紅白歌合戦」は、SMAPや安室奈美恵、宇多田ヒカルなど目玉候補の擁立に四苦八苦しているようだ。
年内いっぱいでの解散を表明しているSMAPはNHK・籾井勝人会長のラブコールもむなしく、出演交渉は難航。リオ五輪でNHKのテーマソングを担当した安室もフルコーラスでのパフォーマンスなどを交換条件として提示し、交渉が暗礁に乗り上げていることが一部週刊誌に報じられた。
「SMAPはメンバーたちの意向で、大恩あるフジテレビの『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)を最後の舞台に選ぶ可能性が高い。安室もそこまで『紅白』への出場に前向きではないのでしょう。交換条件は出場依頼を断る口実のようにも感じられます。一部で今年、歌手活動を再開した宇多田の出場が取り沙汰されています。確かに、宇多田は朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌『花束を君に』を担当しており、SMAPや安室に比べると出場の可能性は高いと思いますが、交渉成立までのハードルはまだまだ高いと思いますよ」(スポーツ紙デスク)
そんななか出場濃厚と言われているのが、「PPAP」が世界的なヒットを飛ばしたピコ太郎だという。
「『PPAP』は1分足らずの楽曲なのでいわゆる正式な出場というよりは、“企画枠”での登場となると思いますが、『紅白』ではおなじみの演出となっている、他の出場歌手との合唱という形で披露されるようです。ピコ太郎や所属レコード会社のエイベックスも紅白出場に前向きだそうです」(前出・スポーツ紙デスク)
どうせなら、「PPAP」をお気に入り動画として世界中に流行らせた、ジャスティン・ビーバーにも出場してもらいたいところだが、はたしてピコ太郎は「紅白」の目玉になれるのか?
(しおさわ かつつね)