渦中の木村拓哉の言葉を借りれば「空中分解」しそうだったSMAPが、18日放送の「SMAP×SMAP 」(フジテレビ系)に“緊急生出演”した。
その平均視聴率は関東で31.2%、関西でも29.7%を記録。改めてSMAPの注目度の高さを証明したカタチとなった。
ネット上では、放送に先立ちスレッドが乱立。メンバーからどのような言葉が発せられるのかと、興奮状態だった。
しかし、生出演部分の放送が終わると「どうしてキムタクがセンターなの?」「リーダーの中居くんが仕切ってないことに違和感」などの声が散見。さらには、木村以外のメンバーの憔悴した姿に、心身の状態を心配する声が多数書き込まれたのだった。いずれにしても、SMAPの解散は回避され、ファンとしてはホッと一安心というところだろう。
だが、芸能ジャーナリストは「芸能記者たちは、この結末を確信していた」という。
「SMAPの解散や独立話はこれが初めてではありません。その度に事務所としてはチーフマネージャーのI女史の意向を酌んで譲歩し、飴も与えてきた。『ジャニーズの中でもSMAPは別会社』と言われるほど、自由にやらせてもらっていた。事務所はI女史の貢献度を認めていたんです。それなのに独立を口にすれば、潰しにかかるのは当然。この芸能界の大問題に手を貸そうとした大手事務所の申し出もメリー副社長は断っているんです。しかも、芸能界の大ボスSさんの動きが全くなかったので、事務所内で解決できると確信しました。結局、I女史を追い出せたのですから、事務所としては万々歳でしょう」
今後、誰がSMAPをマネージメントするかが注目されるが、この一件でメンバー同士がギクシャクせず、以前のSMAPの姿を取り戻してくれることをファンは願っているに違いない。
(李井杏子)